有馬で再コンビ!オルフェ、池添で有終*\(^o^)/*
2013.10.8 05:06
【シャンティー(フランス)7日=森田実、鈴木康之】凱旋門賞で、2年連続2着に終わったオルフェーヴル(栗・池江寿、牡5)は、池添謙一騎手(34)=栗・フリー=との再コンビで、引退レースとなる次走の有馬記念(12月22日、中山、GI、芝2500メートル)に向かうことが濃厚となった。「勝つことにこだわりたい」と池江泰寿調教師も気合十分。4着のキズナ(栗・佐々木晶、牡3)は8日、帰国に向けてシャンティーを出発する。
約5800人の日本人応援団が訪れた凱旋門賞で2年連続2着に敗れたオルフェーヴルは、シャンティーのラモルレー調教場で1時間の乗り運動を消化。池江調教師は一夜明けた愛馬の様子を伝え、激戦を振り返った。
「体が寂しく映ってコズミ(筋肉痛)もあるけど、そのうちほぐれてくるでしょう。オルフェは競馬で自分自身に勝ったけど、(勝ち馬の)トレヴが強すぎた。今年は相手が悪かった」と勝者をたたえた。
レース後、オーナーのサンデーレーシング代表の吉田俊介氏が「有馬記念がラストランになると思います。次の仕事もありますから」と来年からの種牡馬入り(詳細は未定)を明言。池江調教師は引退レースに触れ、「有終の美を飾らせてあげたい。ファンの方も望んでいると思うし、どんな内容でもとにかく勝つことが一番。結果にこだわりたい」と必勝を誓った。
なお、トレーナーは鞍上について、「スミヨン騎手は短期免許で来日しないみたいだからね。未定としか言えないけど、他に誰がいるの?」と語り、国内で主戦を務める池添騎手が、手綱を取ることが決定的だ。
オルフェは来週15日にアムステルダム経由で帰国。到着後は千葉県・白井の競馬学校で輸入検疫を受けた後、滋賀県のノーザンファームしがらきで着地検査を受ける。
「昨年は凱旋門賞が終わってすぐに(日本へ)輸送したのがこたえた。それを踏まえて、今年はレース後も長く滞在させます」。昨年のジャパンC(2着)は長距離輸送で減った体を戻しながらの調整だったが、今年はレース間隔を取って、万全の状態で集大成の有馬記念に挑む。
さあ、最後の勇姿をお願いします*\(^o^)/*