「J1、浦和1‐1川崎」(3月31日、埼玉)
浦和が2人の退場者を出しながらもロスタイムを含めた約15分間を9人で守り抜き、川崎に1‐1で引き分けた。仙台は2‐1でC大阪を下して唯一の開幕4連勝。3戦全勝だった昇格組のFC東京は0‐1で広島に敗れ、初黒星を喫した。磐田に0‐1で屈した昨季優勝の柏は2敗目。J1初参戦の鳥栖は神戸に3‐0で勝って2連勝。松波新監督が初指揮したG大阪は1‐1で新潟と引き分けた。
非情なホイッスルが鳴った。1‐1で迎えた後半35分、DF槙野が自陣で相手を倒してしまった。カードを手にした主審に抗議するも判定は覆らず2度目の警告で退場となった。直前の同29分にMF阿部が退場しており、9人になった浦和は、この瞬間、勝ち越しをあきらめ、引き分け狙いを余儀なくされた。
ボールを奪ってもゴールは目指さず、敵陣コーナー付近でひたすらボールをキープした。CKのチャンスにも、短いパスを回して時間稼ぎに徹した。後半はシュート数で0‐14とサンドバッグ状態になりながら、5分間のロスタイムを含めた約15分をしのぎ切った。
2人少ない不利に耐えての価値あるドローに、ベンチではスタッフが笑顔で握手を交わした。「今日は無駄な横パスが多かった。内容が良くない。自分たちのサッカーができなかった」と反省したMF柏木も、試合終了直後は思わず喜びのガッツポーズをするほど、苦しい試合だった。
ペトロビッチ監督は広島時代に川崎とはリーグ戦9試合で0勝3分け6敗と未勝利。前半10分にFWポポのヘッドで先制しながら“川崎ののろい”を払しょくできなかった。退場が1人なら攻め手はあっただけに、会見で「槙野は(退場の場面で)イエローカードを出すようなプレーではなかったと思う」と判定への不満を口にした。
阿部、槙野は1試合の出場停止が濃厚だが、4日にナビスコ杯・磐田戦(ヤマハ)があるため、リーグ戦の次節・鹿島戦(7日、カシマ)には出場できる見通しだ。槙野は「迷惑をかけました。ばん回したいですね」と誓った。貴重な勝ち点1を糧にするしかない。
しかし、守備の時間が多すぎますね????
攻撃が単調すぎます。もっとクレバーな攻撃を見せてください。
もし、川崎が好調なら、3点4点入っていました。守備から攻撃への切り替えも大事ですが、
中盤で押し上げて、前線の展開をもっとふやす攻撃が必要ですね
次回は鹿島ですね??今勝てるときにしっかりお願いします