球児 新スタイル披露!開幕ローテグイッ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
「(先発は)独立リーグでもやっていたし変わらないです。(直球は)バッターと(の対戦が)去年の9月初め以来なので、まだまだです。(変化球も)同じくまだまだです」
控えめな感想と裏腹に回転のきれいな直球は健在だった。初回、大和を144キロで中飛に打ち取ると、続く緒方の3球目には146キロでバットをグシャッと折った。直球の最速が147キロをマークする一方で、最も遅いカーブは104キロ。約40キロの球速差で翻弄(ほんろう)し、20歳の横田は高め直球で豪快に空を斬らせた。
登板後も先発調整は続いていた。五回まで球場ブルペンで投球練習。5イニングを想定し、インターバルを取りながら球数26球の試合を合わせ、計65球を投じた。
「イニングを投げないといけないので。次のための準備です」
新境地へ、準備万端だった。球場到着後、紅組のスタメンを確認すると、配球をシミュレーション。直球、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク。クローザー時代とは違う。緩急、高低を交え、打ち取り方をイメージした。経験に裏付けされた投球術も披露した。試合後、金村投手コーチから変化球を投じる際の腕の緩みを指摘されると、「腕を緩めたフォークの後に、強く(フォークを)投げると、絶対に三振が獲れる」と持論を展開した。
意気込みは試合前の調整から表れていた。室内でアップを終えると、キャッチボールを行わず、投手小屋へ。「アメリカでも、たくさん見てきたので」。最善を尽くす自己流調整を香田投手コーチも「アメリカンスタイルというのかな、彼もいろいろ試そうとしている」と理解を示した。
セ5球団のスコアラーも警戒感を強めた。巨人・樽見スコアラーが「ある程度計算できる」と言うと、ヤクルト・西沢スコアラーは「(ローテに)入るのは問題ないと思う。1試合じゃなくオープン戦も見ていきたい」と先発として開幕まで注視する考えを示した。
次回以降、イニングを伸ばす予定だ。開幕ローテをグイッと手繰り寄せた先発球児が、少しずつベールを脱いでいく。☆〜(ゝ。∂)
さあ、ニュー藤川投手を見せてください。☆〜(ゝ。∂)
がんばれ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆