阪神、赤星氏のコーチ入閣を検討
真弓明信監督(58)の辞任表明に伴い、後任監督人選に着手した阪神が、新監督への就任条件に、将来有望なOBコーチの指導育成を盛り込むことが17日、分かった。今季限りで日本ハムを退団する梨田昌孝監督(58)が最有力となる中、球団ではOB・赤星憲広氏(35)の新政権入閣を視野に入れていることが明らかになった。
今季CS出場を逃した真弓監督の辞意表明から一夜明け。後任監督人選に着手した球団が、次期監督との交渉の中で、球団が将来有望なOBコーチの来季入閣を協力要請することが明らかになった。
真弓監督辞任を受け、参謀役だった木戸ヘッド、岡コーチらが退任を示唆。後任監督次第では、大幅なコーチ陣刷新も予想される。だが、球団側は長期的ビジョンによる指導者養成を継続するため、特に現有の40代半ばのコーチに関しては極力、来季以降もスタッフとして入閣させたい考え。
同時にビッグプランが動き出す期待が高まった。球団は新政権入閣の有力候補に09年オフに現役引退したOB・赤星憲広氏をリストアップしていることが判明。赤星氏が中心性脊髄(せきずい)損傷と診断され引退を決断した経緯があるだけに当然、体調面に関する調査は必要となる。だが、問題がクリアされれば、新監督との交渉の中で入閣を求める可能性が高い。
さあ、新たなスタートです。しっかり先を見据え、対応してください。
新監督・新首脳陣には若手の育成、ベテランとのバランス、スペシャリスト、4番打者、中継ぎの充実、藤川に変わる押さえ等の課題が満載です。
また、9月10月のシーズン後半対策やプレーオフ対策等の一年を通した戦える戦力と継続力が求められます。
とにかく、迷采配は勘弁です。