秋華賞トライアルの第29回ローズS・G2(18日、阪神・芝1800メートル)は、1番人気のホエールキャプチャ(池添)が4角3番手から直線で早めに抜け出して勝利。2月のクイーンCに続き、重賞2勝目を挙げた。2着には10番人気のマイネイサベルが入り、関東馬のワンツー決着。3着キョウワジャンヌまでが、秋華賞(10月16日、京都)の優先出走権を得た。桜花賞馬マルセリーナは6着、オークス馬エリンコートは10着と精彩を欠いた。
桜花賞馬マルセリーナは、6着に終わった。オークスからプラス16キロの体重は、成長分があっても、やや余裕残しだった。そのうえ、前半1000メートルが1分1秒7という超スロー。向こう正面で力むシーンがあり、「追い出してからひと息だった」と新コンビの福永は振り返った。
それでも、収穫はあった。桜花賞、オークスともに後方から進めていた馬が、好スタートを決めて3番手へ。器用さが必要な京都内回りという秋華賞の舞台を考えれば、正攻法の競馬ができたのは大きい。「流れに乗っていた。次につながる」と福永。本番では、クラシックホースの底力を見せてくれるに違いない。
※残念無念、マルセリーナは失速しました。まあ~、本番は何とか盛り返してもらうことを期待しています。しかし、ホーエールキャプチャは横綱相撲でしたね
ますます、本番は、よくなるのでは?????
また、菊花賞トライアルの第65回セントライト記念・G2(18日、中山・芝2200メートル、3着までに優先出走権)は、6番人気のフェイトフルウォー(柴田善)が好位から力強く抜け出し、後続に1馬身1/4差をつけて快勝した。重賞Vは、1月の京成杯以来2度目。2着に3番人気のトーセンラー、3着は1番人気に推されたサダムパテックだった。なお、ショウナンパルフェは右肩ハ行のため出走を取り消した。
フェイトフルウォーが、春のクラシックで味わった悔しさを見事に晴らした。4コーナー手前。大逃げを打ったロイヤルクレストと後続集団の差が徐々に詰まっていく。5番手で直線に向くと、外にコースを取って前を射程圏に入れた。
※相変わらず、サダムパテックは、ズブイでした。動き出しが遅すぎます。
まあ、本番では、長い方があっているかも????